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ペン型マルチメーターの購入 [購入]

 プリント基板に部品実装後のチェック作業時等に便利そうだったのでペン型マルチメーターを購入してみました。AliExpress で 1864 円程でした。下の写真では LCD 表示が少し暗そうに見えますが、フラッシュを近接させて写真撮影したためであり、実物は十分に明るく表示されています。尚、電源は単四電池1本だけです。

購入したペン型マルチメーター


 今時(昔から?)のマルチメーターはソフト制御でかなり自動化されていて Auto モードで DC/AC 電圧及び 抵抗値の測定ができました。
  • 0.8V 以上の DC または AC 電圧が印加されると自動で 電圧測定になる
  • 抵抗を繋ぐと自動で抵抗値が表示される
  • 抵抗値が 50 Ω以下で導通通知のブザーが鳴る

 また、導通モードでは LED を順方向に接続すると LED が点灯するので極性確認ができ、更に Vf も測定出来ました(今までは稀に LED の極性を確認する際には DC 電源に抵抗を繋いで確認していました^^;)
 リード間の電圧を秋月テスター(下の写真)で確認したところ、解放時に 0.40 V だったのが緑のチップ LED に触れると Vf 電圧(この場合 2.47 V )まで上昇しました。因みにこの時にリードに流れる電流は 0.59 mA (LEDは明るく点灯している状態)でした。正確な Vf 電圧は定格電流を流した際の電圧なので今回購入したマルチメーターで測定した Vf は参考値と考えるべきですが 1mA でも明る過ぎるような最近の LED を扱う場合は 0.6mA 程度の電流は妥当なのではないかと思います。

 下図の秋月テスターの ダイオードチェックモードでは リード間電圧が 1.12 V で LED に触れると表示が 50 Ω となり、リード間の電圧は 0.98 V で LED は点灯しません(但し、電池切れマークが表示されているので電池が消耗した状態)。

秋月テスター


 その他の機能としてあまり使用する機会はなさそうですが3相電源のフェーズ検出機能等もあります。また、先端にはプラスリードの先を照らすためのライトまで付いています。

 参考に今回購入したペン型マルチメーターの説明画像も貼っておきます。

ペン型テスターの説明画像

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モニターディスプレイの購入 [購入]

 昨日(2021/10/18)、突然パソコンに繋いでいるモニタが表示しなくなりましたorz
 電源をオンにできなかったり、オンになった場合でもメニュー表示が出ない等、どうやらモニタ内部のCPUがうまく動作していないようなので単純に電源が入らない場合よりも修理は難しそうです。

 今まで使っていたパソコン環境が使えないとなると不便極まりない状態で、日常生活がどれだけパソコンに依存しているのか改めて実感させられました。

 原因がモニタ側であることを確認後、すぐに予備的な環境であるノートPCを使ってAmazonで注文し、翌日に手元に届きました。

 今回購入したものは27インチのBenQ GW2780(¥19.600)です。今まで LG の24インチモニタ(FLATRON W2442PA)を使っていたので表示が若干大きくなって目にやさしくなりました(表示部周辺の枠幅が極薄なので全体サイズはあまり変わらない)。
 ドット落ちもなく流石にBenQと言ったところです(液晶ではなくLED式なのでドット落ちは生じにくい?)
 かなり前に秋葉原で購入したLGのモニタは購入時にドット落ち対応のため、保険として千円程度追加で払った記憶があります。

 LGのものにするか迷いましたが、LGはコメント欄が散々な内容だったので、無償保障対応面でマイナスコメントはありましたが評価値の高いBenQにしました(実はBenQ製品の購入は初めてです)

 4K対応のものも結構安くなっていましたが、もう目の方の解像度が追い付かないのでフルHDで十分です。目も耳も高い周波数に対して感度が落ちてくるのはちょっと寂しいですが、日常生活において不便と感じることはあまりありません。
 メガネをかけている人は家の中などでは眼鏡をはずした方が却ってストレスが貯まらないというようなことを聞いたことがあるので、感覚器官の感度が落ちることで寧ろ対ストレス性が高くなっているかもしれませんねw

購入した27インチモニターディスプレイ GW2780


 スペックの概要も貼っておきます。

項 目仕 様
 本体サイズ 612 x 463 x 183mm(W x H x D)
 本体重量 4.85kg
 モニターサイズ 27インチ
 解像度 1920x1080
 モニタータイプ ワイド
 視野角 (左右/上下) (CR>=10):178/178
 輝度 250
 コントラスト比 1000:1
 応答速度 8ms、5ms(GtG)
 垂直走査周波数(Hz) リフレッシュレート:60Hz
 インターフェイス D-sub、HDMI 1.4、DisplayPort 1.2
 高さ調節機能 ティルト(上下):-5° - 20°
 対応VESA規格 100x100mm
 パネル種類 IPSパネル
 ブルーライトカット機能  有
 スピーカー機能 2 W x 2
 壁掛け 壁掛け対応
 タッチパネル機能 非対応
 入出力端子 [オーディオ]ヘッドフォンジャック、Audio Line In 
 消費電力 32 W
 付属品 電源 / HDMI (各約1.5m)


★追記 2021/10/21
 Amazonでモニタを探していると製品比較表のディスプレイ方式 液晶 LED の二つのタイプが書かれています。
 しかし、 LED と書かれている方は一般的にLEDディスプレイと呼ばれている方式のように表示ピクセル自体がLEDなのではなく、バックライトがLEDと言うことみたいです。
 液晶 と書かれている方もバックライトはLEDの可能性もあり(おそらく今は殆どの液晶モニタのバックライトはLEDだと思います)、このディスプレイ方式はあまり気にしなくてもいいようです。

【参考リンク】

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中華製コンパクト温湿度計の購入 [購入]

 「フィラメントの湿気対策(その2)」の記事で書いたようなフィラメントの湿気対策をする場合、効果確認のために湿度を計測したいものです。

 Amazonで1個200円程度のLCD表示の温湿度計があったので2個買ってみました。

 届いた温湿度計が下の写真です。
 精度などの仕様は書いてなかったのですが、2個並べると個体差が少しありますが同じような値を示しています。

購入した温湿度計


 室内に常設しているもっと高価な温湿度計(温度の値はアルコール式温度計の値とほぼ同じことを確認済み)と比較したのが下の写真です。
 今回購入したものは常設のものより温度も湿度も高めです。

常設の温湿度計との比較


 調整できるものなのか確かめるために中を開けてみました。
 ネジ止め箇所は無く、フックで引っ掛けているだけなので簡単に分解できます。
 コントロール基板にはシルク印刷で「+3% -3%」と書かれた二つのソルダジャンパがあり、二つともオープンな状態でした。
 そこで「-3%」の方のジャンパ(右の写真で赤丸マークを付た部分)を半田で接続してみました。

温湿度計のパーツ コントロール基板


 -3%の設定にした結果、下の写真のように常設の温湿度計の値と比較し、湿度と温度の値がともに差が小さくなりました。

 今回購入した温湿度計はコントロール基板上にあるソルダジャンパで±3%の調整が可能なのでリニアリティ等の精度を考えなければ1.5%以内までの誤差に設定可能なようになっているようです(設計上、それ以上の個体差は無いものと判断したのでしょう)。

 安価なものは上記のような補正を行わずに販売されているのかもしれませんね。

常設の温湿度計との比較(調整後)



 リンクを貼っておきます。ちょっと値上りしてますね。



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ポータブル電源の購入 [購入]

 災害時等の停電対策として充電式のポータブル電源を購入しました。

 今まで停電時の照明用にリポ電池式のスポットライトやモバイルバッテリ&USBライト等を持っていましたが、数日間の停電でも照明を確保できるようにしたいと思いポータブル電源を購入してみました。
 大容量のモバイルバッテリでも良いのですがAC100Vの供給もできた方が何かと便利なので(キャンプなどはほとんどしないのですが野外でAC100Vが欲しい場合等に役立つ)、製品の選定条件としては下記の内容としました。
  1. 容量
     2A程度のUSBライトを2日程度点灯できること
     変換効率90%、使用時間を7H/日とすると
      5[V] x 2[A] x 14[H] / 0.9 = 156[Wh]
     程度以上の容量

  2. AC100Vの供給機能
     大きな消費電力のものに対応しようとするとバッテリ容量が必然的に大きくなってしまうのでノートPC程度を接続対象と考えて100W程度のものが使用可能であること
     但し、対応機器の制限を緩和するために出力は矩形波ではなく正弦波であること

 amazomで物色した結果、丁度2千円クーポン付きだったNEXPOW ポータブル電源にしました(¥12K弱)。

ポータブル電源


 主なスペックは次のとおりです。
  • 容量:178Wh 48000mAh
  • 急速充電USB-C PD3.0 出力(1 口):5V/9V/12V/15/20V 最大3A45W
  • AC 出力(1 口):110V/60Hz、定格120W(最大150W)、純正弦波
  • DC出力(1 口):定格12~16.8V /7A 最大108W
  • USB出力(2 口):5V/最大2.4A
  • 寸法:22×8×10cm(横×縦×幅)、重量:1.6kg
  • 動作温度:-20℃~60℃

 2Wのライト(結構明るい)も付いているので急な停電の際も安心です。
 カスタマーレビューにはボタンの操作方法が説明書に書いていないというようなことが書かれていましたが、操作方法が記載されていたので説明書が改版されたものと思います。

 また、amazonの商品説明ページには「本製品は購入日より三年間保証を提供し、何か問題や初期不良などがございましたら、ご注文番号をご用意いただき、直接弊店に連絡してください。営業日24時間以内に迅速に対応いたします。」と書かれています(カスタマーレビューにも複数個所に保証3年間と書かれています)が、添付されていた説明書には保証期間は12ヵ月と記載されていたので販売者にメールで確認中です。

★2020/05/19 追記 {
 「注文番号を入力してください。3年間の保証を有効にします」との回答がありましたので注文番号を書いて返信(これが入力ということ?)しました。
 保証期間は3年間に変更になるようですが、何もしなかったら1年間の保証だったようです。
}

 USBとAC電源の出力のON/OFF及びLEDライトはスイッチ操作でそれぞれON/OFFできますが、独立してON/OFFにすることが可能でした(但し説明書によるとAC出力とDC出力は同時にONはできない(ACが優先される)とのことです)
 ポータブル電源を充電中でも各出力は可能なようです。

 また、カスタマーレビューには満充電でも表示が99%となり100%にならないと書いている人が複数いましたが、99%から100%になるまでに結構時間が掛かりましたが100%まで充電できました(100%になった時点で表示が点滅から点灯に変わります)。

 充電容量を確かめるために、99%充電した状態で手持ちのUSB照明をUSBモニタ経由で接続し、10時間30分間、連続点灯してみた結果、ポータブル電源の残容量表示が99%から74%になりました。

 USBモニタでは若干の変動はありましたが、点灯時は電圧:5.16V、電流:0.86Aだったので変換効率を85%とするとポータブル電源の容量は178Whなので消費される電力の計算上の割合は

 5.2V x 0.86A x 10.5h / ( 178Wh x 0.85 ) = 31%

となりますが、実測値は 25%(=99%-74%)なので計算値に近い(計算値より消費は少なかった)と言えます。
 85%は説明書に書いてある商用電源用の機器を接続した場合の稼働時間を算出する場合の効率ですが、上記の場合、DCの昇圧変換なのでもっと効率はいいと思います(効率を100%で計算すると26%減)。
 まぁ残量表示のパーセント値や変換効率の精度もそれほど高くないと思われるので、大まかに言えばこのポータブル電源の容量は仕様と大きな差異は無いと言えそうです。

 AC出力の試験として90Wの保温トレーを接続し、トレーが熱くなることを確認しました。
 トレーを接続後すぐにポータブル電源のファンが動きだしました。カスタマーレビューにはファンがうるさいようなことが書かれていましたが、ファンの音は静かで空気の吸い込み量も少なかったのでこれで大丈夫なのかと心配になるほどでした(もっと大容量のものを接続すればうるさく回り出すかもしれません)
 因みに90Wの機器へ給電可能な時間は

  178 x 0.85 / 90 = 1.68h(100分)

となります。


★2020/07/15 追加
 初めてamazonアソシエートを貼ってみた

NEXPOW ポータブル電源 大容量48000mAh/178Wh 蓄電池 家庭用 PSE認証済 純正弦波 四つの充電方法 AC150W/DC/USB /Type-C出力 急速充電PD 3.0 液晶画面表示 LEDライト/SOS機能付き車中泊 キャンプ アウトドア 防災グッズ 停電時にポータブルバッテリー


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防毒マスクの購入 [購入]

 3Dプリンタの出力物の色は使用したフィラメントの色になりますが、配色などをアレンジしてみたい場合、複数色のフィラメントを準備するのは大変ですし、市販フィラメントの色はあまり種類がありません。

 ABS樹脂でのアセトン処理のように出力後に後加工することで付加価値を付けることができるので、手持ちのフィラメントを増やすよりも塗装環境を整備したいと思います。
 光造形式のプリンタを使用したことである程度手間がかかるのが苦にならなくなってきたことも背中を後押ししたかもしれませんw

 以前はラジコン(主に空もの)をやっていたので缶スプレーの塗料の備品はある程度ありますが、エアブラシ環境を準備したいと考えています(沼にならない範囲内でw)。

 本日、防毒マスクが届いたのでブログに書いておきます。
 購入した防毒マスクは重松製作所のGM77-Sです。

購入した防毒マスク(表側)


 防毒マスクの中では安価な部類のものではありますが、接顔部分は伸縮性があり(スチレン系エラストマー)、顔に密着します。
 また、内部に吸気弁と排気弁がついていて吸気と排気で違うルートを通るようになっています。
 頭への固定紐の構造や吸収缶の取付方法なども非常に参考になります。

 amazonのユーザーレビューには接顔部分の匂いが気になるというような書き込みがありましたが少し匂いはしますが気になるほどではありませんでした(個人差があると思います)。

購入した防毒マスク(裏側)


 吸収缶は別売になっていて有機ガス用はCA-705/OVで更に防塵機能が付加されたCA-705S/OVがあります(他にも亜硫酸ガス用やアンモニア用等多彩な吸収缶が用意されている)。
 本体のサイズはS、M、M/E、M/EE、Lの4種類ありますが、購入時にamazonにはSとLしか見当たらなかった(今見たらMが増えていた)こととカスタマーQ&AにSサイズでも不便を感じないと書いてあったのでSサイズにしました。

 吸収缶はあまり考えずにCA-705/OVを注文しましたが、その後上記のように防塵機能付きのものがあることを知りました^^;;;

 CA-705S/OVは防塵フィルタにラッカー等が付着するので呼吸が息苦しくなってきた場合(またはマスクをしても塗料の匂いがするようになった場合)に吸収缶を交換する必要があるようです(当然、吸気缶の有効時間以上使用した場合も交換が必要)。

 最近のコロナ禍でティッシュなどをフィルタにしたマスクを作っているのでCA-705/OVにティッシュのフィルタを取り付けるためのアタッチメントを作ってみました。
 これならフィルタ部分は容易に交換できるのでCA-705/OVの方が寧ろ便利に使えるかもしれませんw

★2020/04/29 追記 {
 吸収缶についてその後判った情報を追記します。
 GM-77の防毒マスクには有機ガス用の吸収缶としてCA-7xx/OVが取り付け可能でxx部分は防毒剤の容量を示しているようです。
 重松製作所の製品情報に載っている写真を見るとxxが大きいほど吸収缶が厚くなっています。
 amazon情報では下記のようにCA-710/OVの方が2.5倍長持ちするようです(価格は本日時点の数値)。

品 番破過時間(分)価 格
CA-705/OV100340
CA-710/OV250380

 また、防塵についてはレベルが定義されていて国家検定で合格した製品が販売されています。本記事で書いたフィルタは無いよりまし(フィルタに何を使うかにもよりますが)程度で考えてください。

 今はコロナ禍のため、入手し辛くなっていますが、大量生産のために価格が安い通常のマスクをフィルタにすればいいのではないかと考えています。
}

★2020/05/01 追記 {
 ティッシュやキッチンペーパーでのフィルター効果に関する情報を見つけたので貼っておきます。複数枚重ねることで有効な効果が得られるようです。

 【更新:手作りマスクの作り方】香港の博士が考案「HKマスク」とは?洗い方やフィルターの交換頻度も紹介

 スラドにも参考になる記事がありました。
 手作りマスク用の素材、フィルター効率が高いのは?
}

 CADで設計したフィルタサポーターが下の図です。

フィルタサポーター(CAD)


 3Dプリンタで出力したものが下の写真です。吸収缶にカチっとハマるので柔軟性のあるABSフィラメントで出力しました。

フィルタサポーター(3Dプリンタ出力)


★2020/04/30 追記 {
 本サポーターは吸収缶にカチッとハマり強度が必要なのでアセトン処理を行い強度強化しました。
 アセトン処理は下の写真のように百均で購入したタッパーにキムタオルを入れ、その上に敷いたアルミホイルの上にアセトン処理対象のABSで出力した造形物を置きます。
 キムタオルにアセトンを滲ませて密閉状態にし4時間程度放置します。
 タッパーの蓋をすると中の状態が見えなくなるのでサランラップを輪ゴムで固定して蓋をしています(写真は蓋をしていない状態)

アセトン処置環境


 アセトン処理後は下の写真のように表層部が溶けて固まることで積層間の強度が増し、表面が艶出し状態になります。
 事前にヤスればもっときれいに仕上がります。

アセトン処置後のサポーター
}

 ティッシュの2枚組を剥がして一枚分を1/4に折りたたみ、フィルタとして取付けた状態が下の写真です。一枚なので通気性も良く楽に呼吸できます。
※2010/04/30 変更 {
 ティッシュ1枚まるごと使うと吸引時に少し抵抗がでますが塗料飛沫の除去率が上がると思います。
}

フィルタサポーター取付後(正面)


 横から見たものが下の写真です。

フィルタサポーター取付後(側面)


 必要とする人はほとんどいないと思いますが、今回作成した防毒マスク(GM77)用のフィルタサポーターのSTLファイルは下記をクリックすればダウンロード可能です。商用目的以外であれば使用可能とします。
※本手法は防塵機能を保証するものではありませんので自己責任でお願いします。





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