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ポケコン(G850)用拡張ボード(EborsyEEP)でCP/M(その2) [ポケコン]

 前回の記事で書いたように今回設計したプリント基板を JLCPCB さんに製造依頼していましたが、無事届きました。

 プリント基板のアップ写真が下の写真です。緑色のレジストだと土日も製造工程が進むようなのでレジストを緑色にしました(製造日数の表示が緑レジストでは2日間で青レジストだと4日間だった)
 基板周辺に若干ザラツキがあったので少しヤスったら滑らかな手触りになりました。

EborsyEEP のプリント基板


 部品実装後の状態が下の写真になります。動作確認前なので GAL はソケットを使って実装しています。最初はうまく動かず、左上の3つのショットキーバリアダイオードを半田付けし直した関係で少し汚いですね^^;
 尚、GAL 用の PLCC ソケットは半田ごてを使って半田付けしました。

EborsyEEP のプリント基板(部品実装後のトップ面)


 下の写真がボトム面です。左下の EEP の LED が少し傾いていますね^^;
 ICパッケージの刻印が読めるように撮りたかったのですが、読める状態では基板面が反射してしまったので残念ながらこの写真では刻印は読めません。

EborsyEEP のプリント基板(部品実装後のボトム面)


 一発で動作とは行きませんでしたが、EEPROM とのやり取りができる状態になりました。下図は EEPROM の ID を読んだ際のロジアナ波形です。ビットレートは図から判るように送信/受信でそれぞれ 308Kbps/236Kbps 程です。
 ロジアナのソフトウェアをバージョンアップしたので従来より見た目がかっこよくなりました。従来の方が良かった機能もあるので従来のソフトウェアも使える状態にしています。

EEPROM の ID 読み取り時のロジアナ波形例


 次は CP/M の移植ですが、今回使用している EEPROM(W25Q32JV)は最小の消去単位(=書込み単位)は 4KB なのでこのバッファを BIOS 領域に配置すると CP/M のサイズが小さくなる(PC-G850は C000H-FFFFH を RAM 化できないのでただでさえ CP/M のサイズが小さい)のでバンク切替えしながらどのように効率よくハンドリングすればいいのか少し考えてみます。


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