ロゴマークの検討 [その他]
自分で開発したプリント基板等に自分専用のロゴを入れたらいかすんじゃないかなぁとふと思い付き、自分専用のロゴを少し考えてみました。
ハンドルネームであるskyriverの文字中の「sky」を少し加工して図形化したものが下図になります。3DCADのDesignsparkMechanicalを使って作図してみました。
バランスもまあまあいいし、収まりもそれなりにいいのではないでしょうか?
しかし、これでは何かのマークとして認識はされるでしょうが、誰のロゴなのか判りません^^;
そこで、ハンドル名を読み取れるように考えてみたものが下図になります。
例えば、自作するプリント基板には「skyriver」の名前は入れるので上記の最初に考えたskyロゴを入れればいいんじゃないかと思います。
また、写真等に透かしとして入れる場合はハンドル名も判別できた方がいいのでハンドル名ロゴを入れた方がいいかも。
とここまで書いたところで、ネットで確認して見たら前者をロゴマーク、後者をロゴタイプと言うみたいですw
試しに写真の右下にロゴを入れた場合のサンプルを貼っておきます。この写真は2019年3月に等々力緑地で撮影したものです。
★追記 2021/10/01
13個のDIP ICで構成される自作CPU基板の改版を機にロゴを入れて製造依頼しました。
サブボードと二階建てにすると基板の淵の部分が見易くなるのでロゴの位置はレジスタ内容を表示するLEDの右隣にしました。
★追記 2021/11/03
基板が届いたので部品を実装してみました。最初はうまく動作しませんでしたがuCODEのROMをST製の足が開いている新品に変更したら安定して動くようになりました。
ハンドルネームであるskyriverの文字中の「sky」を少し加工して図形化したものが下図になります。3DCADのDesignsparkMechanicalを使って作図してみました。
バランスもまあまあいいし、収まりもそれなりにいいのではないでしょうか?
skyロゴ |
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しかし、これでは何かのマークとして認識はされるでしょうが、誰のロゴなのか判りません^^;
そこで、ハンドル名を読み取れるように考えてみたものが下図になります。
ハンドル名ロゴ(署名の代用に使用) |
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例えば、自作するプリント基板には「skyriver」の名前は入れるので上記の最初に考えたskyロゴを入れればいいんじゃないかと思います。
また、写真等に透かしとして入れる場合はハンドル名も判別できた方がいいのでハンドル名ロゴを入れた方がいいかも。
とここまで書いたところで、ネットで確認して見たら前者をロゴマーク、後者をロゴタイプと言うみたいですw
試しに写真の右下にロゴを入れた場合のサンプルを貼っておきます。この写真は2019年3月に等々力緑地で撮影したものです。
ロゴマーク入り写真のサンプル |
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ロゴタイプ入り写真のサンプル |
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★追記 2021/10/01
13個のDIP ICで構成される自作CPU基板の改版を機にロゴを入れて製造依頼しました。
サブボードと二階建てにすると基板の淵の部分が見易くなるのでロゴの位置はレジスタ内容を表示するLEDの右隣にしました。
ロゴ入りSimple8Z基板 |
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★追記 2021/11/03
基板が届いたので部品を実装してみました。最初はうまく動作しませんでしたがuCODEのROMをST製の足が開いている新品に変更したら安定して動くようになりました。
ロゴ入りSimple8Z基板(部品実装後) |
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DIP ICの刻印強化とピン清掃 [その他]
今回はDIP ICのレーザー刻印強化と古めのDIP ICの黒ずんだピンの清掃方法について書いてみます。
刻印の強化は修正液とアルコールを使用する方法が知られていますが、今回は色鉛筆を使ってやってみました。
酸化して黒ずんでしまったICピンの清掃はプラスティック消しゴムで擦ると綺麗になりますが、ピンの内側をきれいにするためにノック式の消しゴムを使ってみたところ楽に作業ができました。
下の写真は今回使用した色鉛筆とノックj式消しゴムです。色鉛筆は百均で購入したものですが他のタイプの色鉛筆でも問題無いと思います。
ノック式の消しゴムはヨドバシさんで302円で購入しました。
ICの刻印部分を下の写真のように小さな丸を描きながら色鉛筆で塗り込んだ後に余分な部分をティッシュで拭き取ります。
ICピンの外側の清掃は下の写真のようにICを雑誌等に挟みながらプラスティック消しゴムで擦ると綺麗になります。
この場合はノック式よりも普通のタイプのプラ消しの方が作業が効率的だと思います。
ICピンの内側の清掃はノック式の消しゴムが威力を発揮します。
手持ちのDIP ICで刻印が薄く、かつピンが黒ずんでいるような適当なサンプルが無かったのですが対処前後の比較が下の写真です。
対処後の左側はピンがピカピカで刻印も白くてくっきりですね。
刻印の強化は修正液とアルコールを使用する方法が知られていますが、今回は色鉛筆を使ってやってみました。
酸化して黒ずんでしまったICピンの清掃はプラスティック消しゴムで擦ると綺麗になりますが、ピンの内側をきれいにするためにノック式の消しゴムを使ってみたところ楽に作業ができました。
下の写真は今回使用した色鉛筆とノックj式消しゴムです。色鉛筆は百均で購入したものですが他のタイプの色鉛筆でも問題無いと思います。
ノック式の消しゴムはヨドバシさんで302円で購入しました。
今回使用したツールたち |
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ICの刻印部分を下の写真のように小さな丸を描きながら色鉛筆で塗り込んだ後に余分な部分をティッシュで拭き取ります。
レーザー刻印の塗り込み |
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ICピンの外側の清掃は下の写真のようにICを雑誌等に挟みながらプラスティック消しゴムで擦ると綺麗になります。
この場合はノック式よりも普通のタイプのプラ消しの方が作業が効率的だと思います。
DIP ICピンの外側の清掃 |
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ICピンの内側の清掃はノック式の消しゴムが威力を発揮します。
DIP ICピンの内側の清掃 |
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手持ちのDIP ICで刻印が薄く、かつピンが黒ずんでいるような適当なサンプルが無かったのですが対処前後の比較が下の写真です。
対処後の左側はピンがピカピカで刻印も白くてくっきりですね。
対処後(左側)と対処前(右側)の比較 |
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SuperSimpleController(その24)VDPSG基板の改版その2 [OriginalCPU]
前回の記事で書いたように自作CPUボード(Simple8Z)用に作成したサブボード(Simple8Vdpsg)の修正版のプリント基板がALLPCBさんから2021/09/04に届きました。手配したのが2021/08/28 23時なのでかなり速いですね^^
出来栄えは下の写真のように特に問題ないものでした(久々に緑色の基板です)
無料クーポン使用時のソルダーレジストの色は緑か白の2択のようです。
送料も込みで無料というALLPCBさんの太っ腹なクーポンサービスはありがたいですね(どういうビジネスモデルなのか心配になってしまいます)
プリント基板は短期間で製造してもらったのですが、RCAジャックが見つからず共立エレショップさんから再購入したこと等もあり部品の取付が遅くなりました^^;
自分自身のメモの意味合いも込めて部品取り付け後の写真を貼っておきます。
RCAジャックのフットプリントを今回修正していますが問題無くピッタリ入りました^^
下の写真がボトム面になります。修正箇所の反映が一カ所漏れていたのでジャンパー線が1本発生してしまいましたorz
今後のこともあるので再発防止策も検討しておきたいと思います。
今回は目立たないようにジャンパー線の色を基板の色に合わせました。
13個のDIP ICで構成される自作のオリジナルCPU(Simple8Z)と連結した状態が下の写真です。
部品実装が終って試験プログラムを動かしてみるとVDP(TMS9918)の表示のみならずPSG(AY-3-8910)も動作しませんorz
PSG側は回路図の机上確認でPSGのA9/ピンをGND接続に変更するという修正が漏れていたことに気が付き、ボトム面の写真のように基板を修正して動作するようになりました。
VDP側は表示が不安定な状態で下の写真のような表示になってしまいます。
参考に画面表示が安定した際の表示例も貼っておきます。
表示するテキストコードはVRAMに概ね書けていますが、キャラクタの表示色を指定するカラーテーブルがうまく設定できていないような状態に見えます。
カラーテーブルをモニタのOUT命令を使って設定するとうまく表示するようになったりするのでDRAMへの書込み動作が不安定な状態のようです。
カラーテーブル設定時のDRAMのRAS/,CAS/,WE/等の信号をざっと確認して見ると下図のような状態で想定通りのように見えます。
NG原因が判らないのでDRAM(uPD41464-10)のライトサイクルの各タイミングが規格を満たしているか測定した結果が下図になります。
図中の青色文字が規格値(アクセスタイム100nsの場合)で茶色と赤色の文字が測定値です。ロジアナのサンプリングは40MHzなので時間分解能は25nsになります。
2ヶ所ある赤色の星マーク部が規格を満たしていない箇所です。
tRCDは最大50nsとなっていますがデータシートに注意書きがあり、この値はアクセスタイム100nsを保証する場合の値であり、この値よりも大きい場合、アクセスタイムはtCAC(Access time from CAS/)に依存すると書かれています。tCACは最大50nsなので今回の場合は問題ありません。
もう一つのNG箇所であるtRWLは純粋に規格を満たしていないので、これが原因で不安定な表示になっているものと推測されます。
対処するにはRAS/信号を遅らせるかWE/信号を早める必要があります。後者の対処をすることにし、もともとHCT245の遅延時間対応のために付けていたWE/信号を遅延する部分が過剰だったのでCRの遅延を無くすためにC12を取り外して動作確認したところ表示が安定するようになりました(図中のMWR/信号はVDPから出力されるR/W信号です)
★変更 2021/09/16 R3を削除すると不安定になるので残すように変更
★追記 2021/09/16 {
上図の回路変更でR3も削除するように書いていましたが、実際にR3をショート状態にしたところ画面表示が不安定になったのでR3は残すように変更しました。パターン上はC12のみ削除するようにしたいと思います。
尚、下図のロジアナでの測定時はR3がある状態で測定しています。
}
安定動作時のDRAMライトタイミング図も貼っておきます。tRWLは50nsになり、規格を満たすようになりました。
★追記 2021/09/15
ハードディバッグ時の写真を貼っておきます。
フッククリップは高級品の方が使い易そうなのですが結構高いので安価なものを使っています。
ラジオペンチで先端のピンを整形しながら使っています。
周りの状況はあまりにも混沌としているので写せませんw
★追記 2021/09/21
タイミング調整可能なようにC12のパターンは残すこととし、修正版をVer0.03としてALLPCBさんの太っ腹クーポンを使って9/20に製造依頼しました。
★追記 2021/09/25
今回はALLPCBさんに9/20に製造依頼してなんと9/25の朝に届きました。
パッケージに書いてあるように SO QUICK です^^
今回も6枚入っていました。
★追記 2021/09/27
製造と配達の工程記録を貼っておきます。
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ALLPCBさんから届いたプリント基板 |
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出来栄えは下の写真のように特に問題ないものでした(久々に緑色の基板です)
無料クーポン使用時のソルダーレジストの色は緑か白の2択のようです。
送料も込みで無料というALLPCBさんの太っ腹なクーポンサービスはありがたいですね(どういうビジネスモデルなのか心配になってしまいます)
Simple8Vdpsgプリント基板(トップ面) |
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Simple8Vdpsgプリント基板(ボトム面) |
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プリント基板は短期間で製造してもらったのですが、RCAジャックが見つからず共立エレショップさんから再購入したこと等もあり部品の取付が遅くなりました^^;
自分自身のメモの意味合いも込めて部品取り付け後の写真を貼っておきます。
RCAジャックのフットプリントを今回修正していますが問題無くピッタリ入りました^^
Simple8Vdpsg基板(トップ面) |
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下の写真がボトム面になります。修正箇所の反映が一カ所漏れていたのでジャンパー線が1本発生してしまいましたorz
今後のこともあるので再発防止策も検討しておきたいと思います。
今回は目立たないようにジャンパー線の色を基板の色に合わせました。
Simple8Vdpsg基板(ボトム面) |
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13個のDIP ICで構成される自作のオリジナルCPU(Simple8Z)と連結した状態が下の写真です。
CPUボード(Simple8Z)とサブボード(Simple8Vdpsg)の連結 |
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部品実装が終って試験プログラムを動かしてみるとVDP(TMS9918)の表示のみならずPSG(AY-3-8910)も動作しませんorz
PSG側は回路図の机上確認でPSGのA9/ピンをGND接続に変更するという修正が漏れていたことに気が付き、ボトム面の写真のように基板を修正して動作するようになりました。
VDP側は表示が不安定な状態で下の写真のような表示になってしまいます。
NG状態の画面表示例 |
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参考に画面表示が安定した際の表示例も貼っておきます。
参考)安定動作時の画面表示例 |
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表示するテキストコードはVRAMに概ね書けていますが、キャラクタの表示色を指定するカラーテーブルがうまく設定できていないような状態に見えます。
カラーテーブルをモニタのOUT命令を使って設定するとうまく表示するようになったりするのでDRAMへの書込み動作が不安定な状態のようです。
カラーテーブル設定時のDRAMのRAS/,CAS/,WE/等の信号をざっと確認して見ると下図のような状態で想定通りのように見えます。
DRAMライト時のタイミング(NG時) ロジアナサンプリング:40MHz |
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NG原因が判らないのでDRAM(uPD41464-10)のライトサイクルの各タイミングが規格を満たしているか測定した結果が下図になります。
図中の青色文字が規格値(アクセスタイム100nsの場合)で茶色と赤色の文字が測定値です。ロジアナのサンプリングは40MHzなので時間分解能は25nsになります。
DRAMライトサイクルのタイミング確認結果 |
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2ヶ所ある赤色の星マーク部が規格を満たしていない箇所です。
tRCDは最大50nsとなっていますがデータシートに注意書きがあり、この値はアクセスタイム100nsを保証する場合の値であり、この値よりも大きい場合、アクセスタイムはtCAC(Access time from CAS/)に依存すると書かれています。tCACは最大50nsなので今回の場合は問題ありません。
もう一つのNG箇所であるtRWLは純粋に規格を満たしていないので、これが原因で不安定な表示になっているものと推測されます。
対処するにはRAS/信号を遅らせるかWE/信号を早める必要があります。後者の対処をすることにし、もともとHCT245の遅延時間対応のために付けていたWE/信号を遅延する部分が過剰だったのでCRの遅延を無くすためにC12を取り外して動作確認したところ表示が安定するようになりました(図中のMWR/信号はVDPから出力されるR/W信号です)
tRCDタイミングの修正箇所 |
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★追記 2021/09/16 {
上図の回路変更でR3も削除するように書いていましたが、実際にR3をショート状態にしたところ画面表示が不安定になったのでR3は残すように変更しました。パターン上はC12のみ削除するようにしたいと思います。
尚、下図のロジアナでの測定時はR3がある状態で測定しています。
}
安定動作時のDRAMライトタイミング図も貼っておきます。tRWLは50nsになり、規格を満たすようになりました。
DRAMライト時のタイミング(OK時) ロジアナサンプリング:40MHz |
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★追記 2021/09/15
ハードディバッグ時の写真を貼っておきます。
フッククリップは高級品の方が使い易そうなのですが結構高いので安価なものを使っています。
ラジオペンチで先端のピンを整形しながら使っています。
周りの状況はあまりにも混沌としているので写せませんw
ハードディバッグ時の状況 |
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★追記 2021/09/21
タイミング調整可能なようにC12のパターンは残すこととし、修正版をVer0.03としてALLPCBさんの太っ腹クーポンを使って9/20に製造依頼しました。
Vdpsg基板の修正 |
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★追記 2021/09/25
今回はALLPCBさんに9/20に製造依頼してなんと9/25の朝に届きました。
パッケージに書いてあるように SO QUICK です^^
今回も6枚入っていました。
早々に届いたプリント基板 |
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★追記 2021/09/27
製造と配達の工程記録を貼っておきます。
No. | Process | Time(GMT+8) |
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1 | Cutting | 2021-09-20 T21:30 |
2 | First Drilling | 2021-09-20 T21:46 |
3 | Copper Plating | 2021-09-21 T01:25 |
4 | Panel Plating | 2021-09-21 T03:09 |
5 | Dry Film Coating | 2021-09-21 T05:01 |
6 | Circuit Inspection | 2021-09-21 T05:49 |
7 | Etching | 2021-09-21 T05:49 |
8 | Etching Inspection | 2021-09-21 T05:59 |
9 | Solder Mask | 2021-09-21 T05:59 |
10 | Solder Mask Positioning | 2021-09-22 T09:20 |
11 | Solder Mask Positioning Inspection | 2021-09-22 T11:27 |
12 | Silk Screen | 2021-09-22 T11:28 |
13 | Surface Finishing | 2021-09-22 T15:14 |
14 | Testing | 2021-09-22 T16:09 |
15 | Profiling | 2021-09-22 T20:22 |
16 | FQC | 2021-09-22 T21:52 |
17 | Final Inspection | 2021-09-22 T21:52 |
18 | Packing | 2021-09-23 T00:43 |
Time Operation 2021-09-23 12:00:00 Shipment picked up 2021-09-23 15:41:00 Processed at ZHEJIANG PROVINCE-CHN 2021-09-23 16:19:00 Departed Facility in ZHEJIANG PROVINCE-CHN 2021-09-23 16:30:30 Clearance processing complete at EAST CHINA AREA-CHN 2021-09-23 19:10:00 Arrived at Sort Facility EAST CHINA AREA-CHN 2021-09-24 01:20:00 Processed at EAST CHINA AREA-CHN 2021-09-24 01:44:00 Departed Facility in EAST CHINA AREA-CHN 2021-09-24 09:59:00 Transferred through NARITA-JPN 2021-09-24 10:06:02 Customs status updated 2021-09-24 11:59:00 Clearance processing complete at TOKYO-JPN 2021-09-24 13:10:00 Processed at TOKYO-JPN 2021-09-24 13:32:00 Departed Facility in TOKYO-JPN 2021-09-24 14:19:00 Arrived at Delivery Facility in YOKOHAMA-JPN 2021-09-24 16:01:00 Forwarded for delivery 2021-09-25 07:06:00 Forwarded for delivery 2021-09-25 09:40:00 Delivered - Signed for by
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