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電動こて先クリーナーの製作(その1) [PIC]

 Twitter で半田ごてのこて先クリーナーを見かけ、確かに便利そうだなぁと思い、Amazon で探したところ結構な値段でした。AliExpress(以降、蟻さんと記す) でも探してみましたが安価な物は見つかりませんでした。

白光のこて先クリーナー


 そこで久々に動くものでも作ろうかということで自作することにしました。
 最初に百均で耐熱性がそれなりにありブラシとして使えそうな素材を探したところ、下の写真の天然たわしを見つけましたw

天然たわし


 また、動力源としてモーター内蔵の物を探しましたが、意外に中々ないものですね。おもちゃコーナーでもモーター付きのものはありませんでした。夏であればUSB用扇風機がありそうですが、この時期に見つけられたモーター駆動の百円商品は下の写真のカプチーノミキサーだけでした。

カプチーノミキサー


 天然ブラシの取っ手からブラシ部分を取り外したものが下の写真です。純正のクリーナーの替えブラシは結構な値段ですが、今回制作予定のものは百円で2台分収穫できますw

取り外したブラシ


 最初は動力源としてドローン用の小型モーターを使って実験していましたがパワー不足でした。上記の百均で購入したカプチーノミキサーからモーターを取り出そうとしたところ、手持ちで同じくらいの大きさのモーターが見つかったのでそれで事前実験しています(円形で平らなモーターを蟻さんでも注文しました)

 まずは、可動部分の構造の実験として下図のようなものを3Dプリンタで作成しました。
 ベアリングは手持ちの物(フィラメントホルダ作成時に購入)を使い、動力伝達用のラバーベルトは蟻さんで購入しました。
 ブラシの支え方で少し悩みましたが、ネジ式で幅を調整できるようにしてベアリングに取付けたパーツの溝にブラシの軸を挟むようにしました。

ブラシ回転部分の構造


 うまく回転させるためにはブラシの回転ブレを少なくする必要があります。試行錯誤した結果、ブラシの軸の針金を整形して微調整するという原始的な方式に落ち着きましたw
 Twitter にアップした動画付きメッセージも貼っておきます。



 次回は PIC を使った制御について書く予定です。


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