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電子部品チェッカーの購入とケースの作成 [購入]

 Amazonで中華製の格安な電子基板を売っていますが注文してから品物が届くまで十数日かかります。でも送料込みで信じられないくらい低価格なものが沢山あります。
 ebay ではこのような中華製の格安なものが更に沢山あります。届くまでの時間もAmazonの中華製のものと同等のようです。

 コンデンサの容量やコイルのインダクタンス等を測定できる部品チェッカー?をebayで購入してみました。インターネットで探してみると同様なものを購入されてブログに書いている方が何人かいるようです。Amazonのカスタマーレビューにはコントラスト調整や校正の方法が書かれています。

★追記 2016/12/13
 LCR-T4 で検索すると山のようにヒットします。

 2016年12月1日に注文し、今回は割合早く12/11に届きました。お値段は送料込みで722円(Amazonより安い)でした ^^
 ボタンを押すだけでコンデンサやコイルやダイオードの特性を確認できる魔法のような(しかも安い)チェッカーです。入力の3ピンに対してどのような接続でも大丈夫なようです。
 

部品チェッカー


 基板がむき出しの状態では使い辛いのでケースが欲しいところですが通販サイトではレーザーカッターで切り取ったようなアクリル製のものがほとんどです。アクリル自体が高いのでケースの値段はチェッカー本体とほぼ同じくらいです。
 材料費の点では3Dプリンタで使うABS樹脂はアクリルよりは安いし、3Dプリンタで作った方が自由度が高いです(でも出力に時間が掛かる^^;)

 ケースを設計する上でチェック対象の部品を取り付けるゼロプレッシャーソケットのレバー部分の扱いが悩ましいところです。
 コンパクト性を考慮しつつ、次のようなケースにしてみました。

ケースの外観 ケースの構造


 3Dプリンタで出力した部品が左下の写真です。ケースの上面は3Dプリンタのヒートベッドのガラスにあたっているツヤツヤな部分にしたかったので分割して出力しています。サポート材は取り除くのが大変なので使わずに出力できるようにしました。
 3Dプリンタの出力は時間が掛かるので一体型ではなく複数の部品で構成しています(失敗しても部品単位で変更できる)。接着剤を使う部分もありますがケースの上部及び基板はネジ止め方式です。

 購入したチェッカーは電池ホルダがついていましたが電池ソケット付きのものもあるので汎用性を持たせるため電池ホルダは固定せず格納する空間だけ設けました(緩衝材等を詰めて固定する方式w)。
 LCD表示窓の部分は右下の写真のように 100均 で買ったポリプロピレンのパネルを張りました。

出力したケース部品 LCD窓の処理


 完成したケースが下の写真です。まぁ個人で使う分には十分ではないでしょうか?
 ケース上面を上からネジで固定すると目立つと思ったので今回は横からネジ止めする方式にしましたが、やはり上部構造の部分は上からネジ止めした方がよさそうですw

部品チェッカー


 STLファイルは下記からどうぞ(営利目的以外であれば自由に使ってください)

電子部品チェッカーケースのSTLファイル