レトロマイコン86ボードの構想(その20)ケース作成2 [8086]
「レトロマイコン86ボードの構想(その19)ケース作成」で書いた下図のケースのパネルについて「光造形式3Dプリンタの購入(その6)Pic24V20のパネル作成」で書いたように光造形式3Dプリンタを使って試験的に透明レジンで作成しました。
しかし、レジンは氷河のように長時間掛けて変形してしまいます(硬化時間が足りなかった可能性もありますが)。
ドライヤーで温めて修正することも可能なようですがその分、手間がかかります。
そこで適材適所ということで久々にCNCで切削しました。
材料は百均で購入したスチロール製のディスプレイスタンド(実際に使用したのは倍の長さのもの)から平板を切出して使用しています。
作成手順の概要は以下の通りです。
手順は以上の通りですが、今回はCNC用のACアダプタが故障していたり、スピンドルモーターのサポート部が破損し、3Dプリンタでサポート補助パーツを作ったりで色々手間がかかりました。
FDM方式や光造形式の3Dプリンタは夜中でも造形できるのですが、このCNCだけは音が大きくて日中しか動かせません。
今回はケース側面部分もPETG(グレー)で再作成して見ました。
出来上がったケースが下の写真です。やはりCNCで作成したパネルはいいですね^^
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Pic24V20ケース(レジン製パネル) |
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しかし、レジンは氷河のように長時間掛けて変形してしまいます(硬化時間が足りなかった可能性もありますが)。
ドライヤーで温めて修正することも可能なようですがその分、手間がかかります。
そこで適材適所ということで久々にCNCで切削しました。
材料は百均で購入したスチロール製のディスプレイスタンド(実際に使用したのは倍の長さのもの)から平板を切出して使用しています。
作成手順の概要は以下の通りです。
- 3DCAD(DesignSparkMechanical)で設計
3DCADで設計し、パネルの部分をDXFファイルで吐き出します。
- Estlcamで設定&NCファイル作成
EstlcamでDXFファイルを読込み、ネジ穴、文字、アウトライン等の切削条件を設定します。文字自体はDXF化せずにEstlcamの文字描画機能で作成しています。
全てのパーツの設定が完了したらNCファイルとしてセーブします。
Estlcamでの設定画面例
- NCVCでNCファイルの確認
生成されたNCファイルをNCVCを使って確認します。再生機能や早送り機能があるので確認が楽です。
NCVCの画面例
- CNCルーターで切削
確認したNCファイルをgrblControlで読込んでディスプレイスタンドから切り出した平板を切削します。
切削中はエンドミルに適宜潤滑オイルを供給し、パネルが溶けてエンドミルに絡みつかないようにします。
grblControl画面例
手順は以上の通りですが、今回はCNC用のACアダプタが故障していたり、スピンドルモーターのサポート部が破損し、3Dプリンタでサポート補助パーツを作ったりで色々手間がかかりました。
FDM方式や光造形式の3Dプリンタは夜中でも造形できるのですが、このCNCだけは音が大きくて日中しか動かせません。
今回はケース側面部分もPETG(グレー)で再作成して見ました。
出来上がったケースが下の写真です。やはりCNCで作成したパネルはいいですね^^
Pic24V20の新ケース |
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