超小型Z80マイコン(その13)クロック20MHz化 [Z80]
前回の記事でプリント基板化してほぼ Z80 のチップサイズと同程度のサイズの基板にできたことを書きましたが、今回は Z80 のクロックを12MHz から 20MHz に変更した場合の動作を確認しましたので結果を記録しておきたいと思います。
但し、今回の3チップ構成での Z80 のチップサイズのプリント基板は弄らずに開発用に汎用基板で手配線した基板に 74HCU04 と 20MHz のクリスタルを追加して動作を確認して見ました。元々あった 12MHz のクロックは USB 機能を実現するために必要なので変更できないのです。
一発では動作しませんでしたが、Z80 側のソフトウェアをタイミング調整することで 12MHz と 20MHz の両方で CP/M が動作するようになりました(上記以外のハードの変更は発生しませんでした)。
下の写真は改造後の開発用基板です。Z80 のクロックはジャンパーピンで 12MHz と 20MHz のどちらか一方に切り替えられるようにしました。
下図はもともとの 12MHz の状態で ASCIIART を実行した結果になります。
20MHz 動作では1分を切ることができました。上の 12MHz の時間からクロック反比例での予測時間は 57.4s(= 95.6 x 12 / 20)なのでほぼ計算値通りということになります。
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但し、今回の3チップ構成での Z80 のチップサイズのプリント基板は弄らずに開発用に汎用基板で手配線した基板に 74HCU04 と 20MHz のクリスタルを追加して動作を確認して見ました。元々あった 12MHz のクロックは USB 機能を実現するために必要なので変更できないのです。
一発では動作しませんでしたが、Z80 側のソフトウェアをタイミング調整することで 12MHz と 20MHz の両方で CP/M が動作するようになりました(上記以外のハードの変更は発生しませんでした)。
下の写真は改造後の開発用基板です。Z80 のクロックはジャンパーピンで 12MHz と 20MHz のどちらか一方に切り替えられるようにしました。
開発用基板 |
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下図はもともとの 12MHz の状態で ASCIIART を実行した結果になります。
ASCIIART実行結果(12MHz) |
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20MHz 動作では1分を切ることができました。上の 12MHz の時間からクロック反比例での予測時間は 57.4s(= 95.6 x 12 / 20)なのでほぼ計算値通りということになります。
ASCIIART実行結果(20MHz) |
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