レトロマイコン86ボードの構想(その10)回路図整理とパターン設計 [8086]
ブレッドボード上に作ったV20(8088互換)とPIC24を使ったPic24V20でCP/M-86が動いているようなので回路図を整理してパターン設計しました。
回路図はレトロマイコン86シリーズの最初の記事の「レトロマイコン86ボードの構想」の内容から大体想像が付いてしまいそうですが、下図になります。
8088はデータがアドレスに多重化されているので74HC573を2個使い、5チップ構成になります。
アドレスとデータが多重化されたことでPIC24の使用ピンに余裕ができたので、RTCC(リアルタイムクロックカレンダ)モジュール用に水晶の実装回路も付けてみました。
使用したCADはDesignSparkPCBです。
★2021/02/25
V20での16MHzクロック動作に対応した回路図をここにアップしました
従来通り、抵抗やコンデンサ等は表面実装部品を使いますが、ボトム面が割合空いているのでラッチ用のIC(74HC573)は5.2mm幅のSOPパッケージのものを使いボトム面に実装しました。
パターン図(グランドをベタパターン化前のもの)は下図になります。赤色がトップ面、水色がボトム面のパターンです。
細い線が何本かありますがこれらはグランドの接続線で、グランドをベタパターン化することで接続されます。
グランドをベタパターン化後のトップ面のパターンが下図です。
ボトム面は次のとおりです。
部品の3Dデータは作っていないので表示がイマイチですが3D表示が下図になります。
右端の黒いものはSDカードホルダーです。
ボトム面の3D表示は下図で、前述のようにラッチICを2個、ボトム面に実装しました。
右側の赤い大きなものはリアルタイムクロック用の電池(CR2032)ホルダです。
★2019/11/20 追記
完成したプリント基板の写真等を「レトロマイコン86ボードの構想(その16)プリント基板完成」に記載しました。
★2020/12/14 追記
V20の16MHzクロック対応のために改善した回路図及びパターン図を「レトロマイコン86ボードの構想(その25)回路図アップデート」の記事に記載しました。
[TOP] [ 前へ ] 連載記事 [ 次へ ]
回路図はレトロマイコン86シリーズの最初の記事の「レトロマイコン86ボードの構想」の内容から大体想像が付いてしまいそうですが、下図になります。
8088はデータがアドレスに多重化されているので74HC573を2個使い、5チップ構成になります。
アドレスとデータが多重化されたことでPIC24の使用ピンに余裕ができたので、RTCC(リアルタイムクロックカレンダ)モジュール用に水晶の実装回路も付けてみました。
使用したCADはDesignSparkPCBです。
Pic24V20(8088ワンボードマイコン)の回路図 |
![]() |
※2019/10/20 最新版に更新(下記のパターン図はアップデートしていません) |
V20での16MHzクロック動作に対応した回路図をここにアップしました
従来通り、抵抗やコンデンサ等は表面実装部品を使いますが、ボトム面が割合空いているのでラッチ用のIC(74HC573)は5.2mm幅のSOPパッケージのものを使いボトム面に実装しました。
パターン図(グランドをベタパターン化前のもの)は下図になります。赤色がトップ面、水色がボトム面のパターンです。
細い線が何本かありますがこれらはグランドの接続線で、グランドをベタパターン化することで接続されます。
Pic24V20パターン図 |
|
グランドをベタパターン化後のトップ面のパターンが下図です。
Pic24V20パターン図(トップ面) |
|
ボトム面は次のとおりです。
Pic24V20パターン図(ボトム面) |
|
部品の3Dデータは作っていないので表示がイマイチですが3D表示が下図になります。
右端の黒いものはSDカードホルダーです。
3D表示(トップ面) |
|
ボトム面の3D表示は下図で、前述のようにラッチICを2個、ボトム面に実装しました。
右側の赤い大きなものはリアルタイムクロック用の電池(CR2032)ホルダです。
3D表示(ボトム面) |
|
★2019/11/20 追記
完成したプリント基板の写真等を「レトロマイコン86ボードの構想(その16)プリント基板完成」に記載しました。
★2020/12/14 追記
V20の16MHzクロック対応のために改善した回路図及びパターン図を「レトロマイコン86ボードの構想(その25)回路図アップデート」の記事に記載しました。
[TOP] [ 前へ ] 連載記事 [ 次へ ]
コメント 0