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ロボット掃除機LAQULITO(CZ-905)用電池ホルダーの製作(その4) [3D_printer]

  ロボット掃除機LAQULITO(CZ-905)用電池ホルダーの製作 で紹介したロボット掃除機ラクリート用電池ホルダですが最近また掃除時間が短くなりました。しかも充電ステーションに帰還せずにお掃除途中で部屋の片隅で行き倒れていることもありました。

 行き倒れているロボット掃除機からニッケル水素電池を取り出して デジタル式定電流放電器 を使って放電容量を確認した結果が次のグラフです。前回の記事 のようにバッテリ3の放電時の総電流は小さくなっていますが他の電池はまだまだ放電しきっていない状態でした。

行き倒れ直後の電池容量


 バッテリ3を2回充放電した時の放電特性が次のグラフで見た目上は回復したように見えます。

バッテリ3の放電特性


  前回の記事 でもこの電池が原因だったので、この電池が他と比べて効率が悪く(出力総電流/入力総電流の値が低い)なっている可能性がありますが、今回はバッテリ3は交換せずに継続して使用することにしました。

 しかし、その後も帰還しない状態が続き、お掃除ぶりを見ていると壁などにぶつかったタイミングで帰還モードになることが度々見受けられました。
 振動が影響しているようなので電池の接触不良が原因のようです。電池ホルダを確認してみると抵抗の足で作った電極部分が結構擦り減っていました。

電池ホルダの電極


 もともとバネを入れるスペースがなかったので現物合わせで電池ホルダを作成しましたが、ホルダ側の電極部分の摩耗と変形で電池の電極との接触不良が発生したようです。
 電池のマイナス極を受ける部分を抵抗の足で十字型に補強し、1週間程度様子を見ていますが、問題なくお掃除してくれています。^^

電極補強後1 電極補強後2


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