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お掃除ロボットLAQULITOの回転ブラシの自作w [3D_printer]

 お掃除ロボット(LAQULITO)の回転ブラシがへたってきたので通販で購入しようかと思いamazonで探したら安いけど毛が少ない紛い品もあるみたいです^^;;
 値段は500円以下なので気軽に買えるのですが、3Dプリンタもあることだし、自作しようと思いますw
 まずは本体に添付されていた純正品の確認(へたり気味ですがまだまだ使える状態です・・見た目はちょっときもい^^;;;)

純正の回転ブラシ


 純正品の構造を確認し、CADに入力^^
 こういった些細な部品でも確認してみると固定方法等、よく考えられていて感心させられます。

表面 裏面



 3Dプリンタで部品を作成する場合、常温になった時に収縮するため、サイズ合わせに苦労します。
(一発でうまくいくことは珍しい^^;)

 プリント出力した結果はこんな感じ(まだサポート材が付いています)

出力結果


 次にブラシの毛をどうやって作るかが難問です。3Dプリンタで作るのは無理があるので近くの百均で探したところ、純正品のような細いブラシは見つかりませんでした。色も揃っているということで下の写真のものを購入しました。ブラシの部分を強く引っ張ると分解できました^^
 ブラシは根元の部分が弾力性のある樹脂で固められています。

テーブルほうき ブラシ部分取出し


 次の問題はどうやってブラシの毛を取り付けるか?・・です。
 ブラシの根元は固められていて使えないので先端の部分を必要数まとめて瞬間接着剤で固めた後、3Dプリンタで作成した部品に取り付けようとしましたが、これが至難の業であることが判りました^^;
 先端をまとめてから揃えて切っても持っている手を少し動かすとたちまち不ぞろいの状態になってしまいます。困った時の3Dプリンタ頼りでブラシまとめ冶具(ホットエンドのような形状のもの)を作りましたが一束作るのにかなり苦労するので何束も作るのは気が重くなります・・・

 発想転換してブラシの根元を多めに株分けして、株分け後、必要な量になるように間引く方式にしたところ、意外とすんなりできました。(見た目も植物の株分けのようですw)
 ブラシの取り付け自体も水の変わりに接着剤を使ってはいますがまさに苗の植え込み作業ですw
 配色もばっちりです^^(いや茶色のフィラメントの方が良かったかなw)

ブラシの株分け ブラシの植付



 自作の回転ブラシを本体に片方だけ取り付けると下の写真のようになります。
 しかし、LAQULITO は維持費が格安で済むのでいいですねぇ~
 フィルタはティッシュ(通常2枚重ね)を一枚に剥がして使用、モップシートは百均で購入した100円で45枚入りのモップシートをサイズ合わせのため半分に切って使用しています(100円で90回分)。

LAQULITO裏面 LAQULITO表面



 結局、ブラシ自体は百均で購入しているし、自作と言えるか疑問は残りますが・・・
  • 考えながら作ること自体は楽しい作業だった
  • 3Dプリンタでの物作りの経験値が上がった(のか?)
  • 屋内に居ながらにして株分けと苗植え作業ができた

ことで良しとしましょうw

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